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『東出不倫への異常なバッシングは、日本の「ゆがんだ教育」が招いた』を読んで感じたこと

人生100年時代!毎日楽しんでますか?人生楽しんだ者勝ちだと思っています。
まだまだ人生半分残っていると考えるとワクワクしてきませんか。一緒に楽しんでいきましょう!

ダイヤモンドオンラインでこんな記事を見つけました。

東出不倫への異常なバッシングは、日本の「ゆがんだ教育」が招いた

東出昌大さんの不倫騒動へのバッシングが止まらない。不倫の内容がひどいから、という理由だけで、この現象は説明できない。日本人が幼い頃から受けている、「自分勝手に振る舞うな」という洗脳に近い教育がベースにあるからだ。(ノンフィクションライター 窪田順生)

窪田順生氏は、決して不倫を擁護しようと言っている訳ではない。

日本の社会に昔から脈々と受け継がれる意識について言及している文章だ。
日本、韓国、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、スウェーデンという7つの国で、行われた若者に対する意識調査のデータが面白い。以下引用。

「他人に迷惑をかけなければ、何をしようと個人の自由だ」という質問に対して、「そう思わない」「どちらかといえばそう思わない」と回答した若者は、なんと49.4%。つまり、若者の半分は、他人に迷惑をかけなくても自分勝手な振る舞いは自重すべきだ、と感じているのだ。

「素晴らしい、最近の若者もまだまだ捨てたもんじゃない」と誇らしげに感じる方も多いが、これほどもの分かりのいい若者が溢れる国というのはかなり珍しい。いや、「異常」と言ってもいい。

例えば、日本では何かにつけて「息苦しい国だ」というイメージが定着しているお隣の韓国では20.7%、マジメな国民性が日本とよく似ているなんて言われるドイツでは21%、アメリカ(15.8%)やフランス(15.2%)はもっと低い。

人に迷惑をかけなければ、何をしようと個人の自由という考え方は、
日本の中では、自分勝手で良くないという意識が働くということらしい。

なので、東出昌大さんの不倫騒動がこれだけのバッシングを受けるし
この件に対して軽はずみな発言をしたコメンテーターに対しても
容赦ないバッシングが浴びせられる状況となるようだ。

臨月で身重のキンタロー。さんが街を歩いていると、彼女めがけて意図的にぶつかってくる男性が何人もいたというのだ。そんなひどい人間がこの世にいるのかと怒りに震える人も多いかもしれないが、実はこのような被害は、妊婦や乳幼児を育てている母親の間では「あるある」なのだ。

2017年1月、ベビーシッターマッチングサービスを運営する株式会社キッズラインが、子育て中の女性340人を対象に行った調査では、ベビーカー利用時に「嫌な思いをした」と回答したのは56.8%と半数以上。「邪魔者扱いされた」「舌打ちされた」くらいは当然のことで、中には「ベビーカーを蹴られた」という耳を疑うような被害も報告されている。

妊娠中に夫が不倫をして奥さんがかわいそうだ!と責める日本人だが、
その妊婦さんや育児中の奥さんにひどいことをする日本人もいる。

日本人のこの歪んだ感覚はなんなんでしょうか?
流石に、同じ人が両方の行動をしているわけではないと思いますが
この衝動の根っこは同じところにあるような気がします。

「自分は、こんなに我慢しているのに、お前はなんだ!」

こんな心の声が聞こえてきそうです。
大昔から日本の社会の中に脈々と流れる意識とか感覚。

村社会で生きていくには、欠かせない意識だったのかもしれません。

日本の終身雇用制度がまさに、それを反映している気がします。

しかし、いよいよ終身雇用に時代が終わりを告げて、このアンバランスな精神状態が
伸び切ったゴムのように、いつ弾けるかわからない恐ろしい状況に近づいています。

若者たちよ!自由に生きよう!

ABOUT ME
星野 篤
30年間、 一流企業といわれる会社で バリバリのエリートサラリーマン ぽく戦っていました! そろそろ、 のんびり行こうかな、と 思っています。 そんな今日このごろを 徒然なるままに つぶやきます!!!